FUJICA HALFの整備

  • 2020.04.18 Saturday
  • 23:32

外出自粛に応えるべく、自宅でカメラ整備です。レストアはビギナーですので、間違ったやり方をしているかもしれませんが、500円ちょっとで落としたものですので、練習のようなものです。

 

シャッターはしっかり落ちます。セレン光電池も生きていて、ファインダーに示される露出も大体合ってそうです。巻き上げも正常なようですが、レンズ内部に汚れが多いのと、絞りの粘りが原因なのか、プログラムEEで出てくる絞りになっていないことがあるというところを何とかしたい。

 

 

内部の機械は、いじりたくないのでレンズを分解洗浄しつつ、絞り羽根を簡単にクリーニングするという方向で進めます。

まずは、無限遠の再調整が不要な後玉から分解します。フィルム室からカニ目で分解すると下の写真のように、後玉群を取り外せます。ねじが固着していたので、CRCを綿棒でしみこませて少しでもネジに負荷をかけずに回しました。

後玉群を外すとすぐに絞りバネにアクセスできますので、絞り込んだ状態で、絞り羽根をベンジンを付けた綿棒で優しくぬぐいました。

 

レンズは、レンズクリーナーでは十分に落ちなかったので、無水アルコールでクリーニングしました。そして、CRCが付いたところをベンジンでぬぐって組み上げました。

 

 

後玉群のクリーニングだけでは、きれいにならなかったので、前玉も分解します。前玉を分解するネジは銘板の下に隠れています。銘板は接着剤で止まっているとのことなので、シンナー(うすめ液)を垂らしてはがしていきます。なかなかしつこく付いていました。

 

 

銘板を外すと、ネジが3本出てきますのでこれを外します。これで、ネジのすぐ外側のフレームが外れ、ヘリコイドを回すことができるようになります。この時に、ヘリコイドが一番しまった状態からどれだけ緩めた位置で、無限遠が出るのかを組み立てたときに調整することが必要になります。マークを付けておく必要がありますが、もうすでに付いてる・・・そして、この3本が回らない・・・CRCを含ませて何とかねじ山をつぶさずに緩めましたが、どうも1回分解されたものと見られます。その復元の際に使った接着剤がネジにも付いてしまっているような感じです。だとすれば、ここで使うべきはCRCではなくシンナーだったのかもしれません。

 

後々、CRCを使ったので、ネジはベンジン浴をして洗浄し、レンズのフレーム等もベンジンでぬぐいました。

 

 

ヘリコイド(セレンの上に写ってます)を外すと前玉の2群目が出ます。こことヘリコイドに付いている1群目をやはり無水アルコールで、クリーニング。2群目は、花形のフレームを回せば外せそうですが、硬かったので後玉側からシャッターをバルブにして磨いてしまいました。よい子はまねをしてはいけない方法です(いや、ここまでの所も覚悟をもって行って下さい。念のため。)。

 

 

組み上げながら、ヘリコイドを外してしまったので、無限遠の再調整です。すでに目印があったので、2枚上の写真を見ながら合わせました。念のため、フィルムのガイドレールに、プラ板から作ったピント合わせ用のスクリーンをのせて、10倍ルーペをつけて、遠くのものに無限遠が合っているのか見ました。木の細枝も確認できたので、大丈夫そうです。

 

 

レンズ内部は完全とは言えませんが、十分にきれいになり、EE時も絞り羽根が動くようになったので、ここまでの目標はクリアしました。後は、フィルム室の縁のモルトの張り替えと、全体的に外観をクリーニングして、試写をしてみたいと思います。

 

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