フジベネの試写結果

  • 2020.05.17 Sunday
  • 22:25

フジベネに入れていて、先週現像した大期限切れのコニカパン400の結果です。エプソンGT-F730で取り込みました。

 

思いの外、しっかりと像が写っていました。フジベネは1/100、f9.5の固定なので、ISO400のフィルムだと、木陰くらいがちょうどいいようです。日なただとオーバーになり、これより暗くなると厳しいネガになります。

 

 

固定焦点のレンズですが、上の狛犬同様、ピントが合うところだとしっかりと描写されています。一方で、遠くはピントが合っていないことが、下の写真で分かると思います。フジノンとはいえ、1群1枚のレンズですから、レンズ付きフィルムと大きな差は無いのはずです。ただ、しっかりと理解して使えば、使える道具です。

 

 

 

 

白黒フィルム現像

  • 2020.05.10 Sunday
  • 22:32

この時期は、水道水の水温が20℃になるので、冬から撮影した白黒フィルムの現像をしました。

 

実家で、大学生の頃までは自家現像をしていたのですが、それ以来はデジタルに移行したこともあって、久々の現像でした。道具もほとんど一から取りそろえました。

 

現像タンク・・・実家にはキングのベルト式のものがありましたが、現像液の容量が多いこともあり、LPL(製造はAP社)のプラスチックタンクをネットオークションで落札しました。

ダークバッグ、フィルムピッカー・・・実家より。

650mlのポリ瓶(茶)(2本)、温度計・・・ヨドバシドットコムで購入。

2l計量カップ・・・ホームセンターで購入(塗装用)。

ロート(2個)、マドラー、300ml計量カップ・・・100円ショップ。

ペットボトル(2l×3、500ml×1)、メスカップ(30ml・子ども用シロップ薬の使い古し)、洗濯ばさみ・・・家にあったもの。

 

初期投資は4,000円くらいでしょうか。

 

薬剤は、こんなものを使ってみました。

現像液・・・コダックD-76

停止液・・・クエン酸(100円ショップ)

定着液・・・イルフォードラピッドフィクサー(中外のマイフィクサーで良かったのだけど売っていない)

水滴防止剤・・・富士フィルムドライウェル

 

だいたい2,000円くらいです。

 

 

1本目は、期限を20年近く過ぎていたコニカパン400。テストでフジベネに入れていたやつです。箱にはコニドールの現像時間が書いてあるけれども、それ以外の情報は無し。ネット上でD-76原液での現像時間が7分やら8分やらとばらつきのある数字が出ているだけ。えいや!とD-76(1+1)での時間は9分半(20℃)と予想して現像しました。ダメ元で撮っているので、初体験のリールへの巻き取りの練習と考えていました。そのリールへの巻き取りは簡単でした。

 

2本前は、こちらは本気のイルフォードHP5 PLUS。情報量も豊富なので、時間に関しては迷うところもなく、2本目なので、淡々とこなしました。

 

 

結果は2本ともちゃんと現像できたようです。コニカパンの方は、フィルムベースもシンプルでいかにもな感じ。これからスキャンをしてみないと分かりませんが、像は写っていました。よってフジベネの方もストロボの不安定さを除けば、問題なしということになりました。

 

一方イルフォードHP5 PLUSは、現代的なフィルム。フィルムサイドには潜像バーコードまで入っている!白黒フィルムで見たのは、始めてかもしれません。

 

 

 

FUJICA HALFの整備

  • 2020.04.18 Saturday
  • 23:32

外出自粛に応えるべく、自宅でカメラ整備です。レストアはビギナーですので、間違ったやり方をしているかもしれませんが、500円ちょっとで落としたものですので、練習のようなものです。

 

シャッターはしっかり落ちます。セレン光電池も生きていて、ファインダーに示される露出も大体合ってそうです。巻き上げも正常なようですが、レンズ内部に汚れが多いのと、絞りの粘りが原因なのか、プログラムEEで出てくる絞りになっていないことがあるというところを何とかしたい。

 

 

内部の機械は、いじりたくないのでレンズを分解洗浄しつつ、絞り羽根を簡単にクリーニングするという方向で進めます。

まずは、無限遠の再調整が不要な後玉から分解します。フィルム室からカニ目で分解すると下の写真のように、後玉群を取り外せます。ねじが固着していたので、CRCを綿棒でしみこませて少しでもネジに負荷をかけずに回しました。

後玉群を外すとすぐに絞りバネにアクセスできますので、絞り込んだ状態で、絞り羽根をベンジンを付けた綿棒で優しくぬぐいました。

 

レンズは、レンズクリーナーでは十分に落ちなかったので、無水アルコールでクリーニングしました。そして、CRCが付いたところをベンジンでぬぐって組み上げました。

 

 

後玉群のクリーニングだけでは、きれいにならなかったので、前玉も分解します。前玉を分解するネジは銘板の下に隠れています。銘板は接着剤で止まっているとのことなので、シンナー(うすめ液)を垂らしてはがしていきます。なかなかしつこく付いていました。

 

 

銘板を外すと、ネジが3本出てきますのでこれを外します。これで、ネジのすぐ外側のフレームが外れ、ヘリコイドを回すことができるようになります。この時に、ヘリコイドが一番しまった状態からどれだけ緩めた位置で、無限遠が出るのかを組み立てたときに調整することが必要になります。マークを付けておく必要がありますが、もうすでに付いてる・・・そして、この3本が回らない・・・CRCを含ませて何とかねじ山をつぶさずに緩めましたが、どうも1回分解されたものと見られます。その復元の際に使った接着剤がネジにも付いてしまっているような感じです。だとすれば、ここで使うべきはCRCではなくシンナーだったのかもしれません。

 

後々、CRCを使ったので、ネジはベンジン浴をして洗浄し、レンズのフレーム等もベンジンでぬぐいました。

 

 

ヘリコイド(セレンの上に写ってます)を外すと前玉の2群目が出ます。こことヘリコイドに付いている1群目をやはり無水アルコールで、クリーニング。2群目は、花形のフレームを回せば外せそうですが、硬かったので後玉側からシャッターをバルブにして磨いてしまいました。よい子はまねをしてはいけない方法です(いや、ここまでの所も覚悟をもって行って下さい。念のため。)。

 

 

組み上げながら、ヘリコイドを外してしまったので、無限遠の再調整です。すでに目印があったので、2枚上の写真を見ながら合わせました。念のため、フィルムのガイドレールに、プラ板から作ったピント合わせ用のスクリーンをのせて、10倍ルーペをつけて、遠くのものに無限遠が合っているのか見ました。木の細枝も確認できたので、大丈夫そうです。

 

 

レンズ内部は完全とは言えませんが、十分にきれいになり、EE時も絞り羽根が動くようになったので、ここまでの目標はクリアしました。後は、フィルム室の縁のモルトの張り替えと、全体的に外観をクリーニングして、試写をしてみたいと思います。

 

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ニコンFGの整備

  • 2020.03.29 Sunday
  • 15:55

外出自粛と降雪のため、家に閉じこもっています。こんな時は、古いカメラの整備をするに限ります。2000円で落札したニコンFGは、外観はきれいで、露出計もシャッターもきちんと切れます。ただ、フィルム室のモルトは、かなり痛んでいるので、これを交換しました。

 

 

まずはモルトの切り出しを行います。1.5 mmほどの細切りのものの他に、裏蓋ヒンジの所に貼り付ける凹型のものも必要です。この他、裏蓋に3ヶ所2.0 mmほどの幅のものを取り付ける必要があります。切り出しには、最初、ロータリーカッターを使っていましたが、これよりはごく普通のカッターの方が自分には使いやすかった。

 

 

次に、古いモルトを落としていきます。無水アルコールをシリンジで垂らして、竹串の先でこそげ落としていきます。まだ分解が進んでいない箇所は、どこか一箇所、めくれてしまえば、残りもきれいにはがれますが、そんなところは、ボロボロになっておらずに、張り替える必要も無いということにもなります。今回は、裏蓋の枚数カウンターのリセット用の爪の所だけ、きれいにはがれましたが、他はボロボロ。きれいにするのに1時間ほどかかりました。

そうそう、このときシャッター膜に触れたくないのと、モルトのくずをシャッターの中に入れたくないですから、しっかりとマスキングしておくことも重要です。ボール紙とタミヤのマスキングテープで養生しています。

 

 

はがし終わったら、ブロワー等を使って、モルトのくずを吹き払います。こんなのが、フィルム室やら色んなところに残ったら、大変です。きれいになったら、新しいモルトを貼っていきます。竹串やピンセットを使いながら、貼っていけば完成です。はがすのに比べれば、こちらは簡単。説明らしい説明もいりません。裏紙をはがして貼るだけ。

 

 

完成です。ニコンはAFレンズしか持っていないので、AI AF Nikkor 50mm f/1.8Dを付けてみました。これで、次は試し撮りをしてみましょう。

 

 

こちらのモルトプレーンを使っています。あくまでも、工作は自己責任でお願いします。

 

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XR-1の試し撮り

  • 2020.02.07 Friday
  • 23:00

先日、整備をしたXR-1の試し撮りをしてきました。まずは、XR RIKENON 1:2.0 50 mmを付けてみました。ちまたでは、和製ズミクロンと言われることもあるレンズです。

 

絞り開放だと、狙ったところにしっかりピントが合う感じが、気持ちいい。

 

こちらは、絞って撮ってみた。

 

もう1本は、SMC PENTAX ZOOM 1:4 45-125 mm。ズームレンズ黎明期に頑張って、広角側を出したのが、45 mm。中途半端な範囲になっていますが、鉄道写真を撮ろうとしたときには、使い勝手がいい焦点距離のカバー範囲のように思います。ペンタックスとカールツァイスの提携話の中で設計されたとの噂もあるそうです。

 

SMCコーティングのせいか、RIKENONに比べるとコントラストがはっきりしているように感じました。

 

125 mm側の開放でこんな感じです。周辺減光が結構ありますが、なかなかの描写力です。ヤフオク!で800円で落としたことを考えると驚くべきコスパです。

 

と試し撮りは、順調だったかに見えますが、途中でショッキングな出来事が・・・

 

家に帰ってきた後の、XR-1の写真ですが、分かるでしょうか・・・(2月1日の記事を参照

途中で、レンズ取り外しボタンが折れたのです。ポキッというよりもポロッと言う感じで・・・

指の爪で押せば、取り外しピンは引っ込むので、レンズ交換はできます。それ以外のシャッター、露出計には何の支障も無いので、機能的には問題が無いのですが、逆に残念な結果となってしまいました。

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